色々な徒手療法の技術を学んだにも関わらず、思ったような結果が出ないことはありませんか?
多くの場合、その原因は触診能力にあると考えます。
症状の原因を明らかにするためには、問診や解剖学や運動学に基づいた整形外科学検査、触診などを正確に用いることが重要です。
そうして明らかになった原因に対して、正確にアプローチをすることで、症状を改善へと導くことができます。
その中でも触診は、正確に解剖を把握するという点において、整形外科学検査や徒手療法を行う際の最低条件ともいえます。
2012年にKilbyらが行った研究(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21945296/)では、9名の理学療法士が左右の上後腸骨棘と第4腰椎棘突起の触診を行い、平均で1.5〜2cmの誤差があったことを報告しています。
このように、触診は正確に行うことが難しい一方で、我々はあまり触診に向き合っているとはいえません。
こういった背景より、本講義では主要な骨と筋の触診を実技を通して皆さん身につけていただきます。
セミナー内容
①骨の触診
▶︎骨盤帯
▶︎体幹
▶︎上肢(肩、肘、手)
▶︎下肢(股関節、膝、足関節)
②筋の触診
▶︎骨盤帯
▶︎体幹
▶︎上肢(肩、肘、手)
▶︎下肢(股関節、膝、足関節)
③質疑応答
●オススメの方
・触診技術を高めたいセラピスト
・インストラクターやトレーナー
・学生
●当日の持ち物
・触診で使用する水性ペン
・バスタオル(触診の際にあると便利です)
・お手持ちの解剖学書/アプリ
時間:11時〜18時
講師:大野隆滉
会場: 新横浜セミナールーム(健康堂整骨院内)
神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目6−1 新横浜SRビル4階(新横浜駅西口より徒歩1分)