血流制限バンドの使い方|はじめての人のための重要なポイント
このブログをご覧になっている方は、血流制限(Blood Flow Restriction training)という言葉を聞いたことがあるかと思います。また、血流制限についてもっと知りたい、血流制限バンドやカフを使ってトレーニングやリハビリをする方法を初めて知ったという方もいらっしゃると思います。
血流制限トレーニングとは、運動時に手足にカフやバンドを巻いて、筋肉への動脈流入を維持すると同時に、心臓への静脈還流を防ぐトレーニングです。
血流制限を初めて使用する際のガイド
初心者は、どのようなカフやバンドを使用するかを決める必要があります。血流制限カフは、圧力の大きさと血流の制限を正確にコントロールできるため、安定性があるだけでなく、バンドよりもはるかに安全性が高いです。
トレーニングを始める前に、ウォーキングや軽いサイクリングなどの軽いウォームアップを行います。5分間のウォームアップの後、血流制限のファーストセットに使用する重量で、約15回カフを装着せずに行います。最適な重量を見つけるには、軽いほうから始めて、自分に合ったものを試してみてください。
トレーニングの準備ができたら、血流制限カフを脚または腕の上部分に巻きつけます。カフとバンドのどちらを使用するにしても、しびれや痛みを避けるために、あまり強く巻きすぎないことを忘れないでください。
血流制限の注意点
あなたが必要と思うよりずっと軽い重量を持ち上げて下さい。血流制限トレーニングの最大の利点は、より軽い負荷を低い強度で持ち上げることでトレーニングできることです。しかし、軽い重量を低い強度で持ち上げる場合、より多くのレップとより長いセットを行い、その間の休息時間を短くする必要があります。
最初はゆっくりとしたペースで行いましょう。言い換えれば、無理をしないことです。これは、新しいトレーニングプログラムや戦略を始めるときに、とても起こりがちな傾向です。多くの患者さんやアスリートは、すぐにでも結果を出したいと思ってしまうものです。そのような結果は、すぐにでも出るでしょう。しかし、初心者のうちは、自分の体の声に耳を傾け、ゆっくりと、必要であれば休憩を取りながら行うことが非常に重要です。そして、徐々に長いセット数をこなすようにしましょう。
血流制限が自分に合っているかどうかを知るには?
血流制限トレーニングは様々な人に有効です。ギブスをつけている人、寝たきりの人、高齢者、手術後の人など、運動能力に問題がある人は、効果が期待できます。
血流制限トレーニングを始めるにあたり、新しい運動プログラムを始める前に、かかりつけの医師に相談することが大切です。適切な器具を購入し、最初はゆっくり、じっくりと行いましょう。血流制限は、筋肉、関節、組織の損傷のリスクを軽減し、結果を得るための画期的な方法です。
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